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協議会からの声明(要約)

 

61町のブランド力と連帯感を築く「東美濃ナンバー」

 

 人口減少が進む今日、地域活性化のカギとなるのは、観光に他なりません。観光で大切なことは、地域資源を磨き、知名度を高め国内外から多くの人に訪れていただくことです。

 観光客の消費額は、滞在時間に比例します。故に、行政の枠を超えた、広域的な活動が求められます。こうした視点から、6市1町の協力体制が生まれ、このエリアを象徴する名称として、浮かび上がったのが、「東美濃」です。

 「東美濃」以外にも、「恵那山」や「織部」などが思い浮かぶかもしれません。しかし、多治見市や可児市が「恵那山」でまとまるとは思えません。「織部」も中津川市や恵那市には、縁がありません。それでは「東濃」はどうでしょうか。元々、東濃は、東美濃の略称です。我々は、その略称で理解出来ますが、一歩県外に出れば、そうはいきません。なぜなら、東濃や西濃は歴史に登場しません。この地に縁のない人には、初めて聞く名称です。「東濃」ではブランディング化が難しいことがお分かりいただけると思います。

 その点、美濃は『古事記』にも登場するなど昔から使われています。「美濃を制する者は天下を制す」という表現もよく知られています。そして、その美濃の東部、「東美濃」と言えば、日本のどこを指すのかは、大方理解していただけると思います。さて、次に必要なことは、この「東美濃」が6市1町を表す名称であることを内外に周知することです。その手段として考え出されたのが「東美濃ナンバー」であり、決して単なる「ご当地ナンバー」では、ありません。

 毎年、47都道府県の知名度やイメージのランキングが発表されております。岐阜県の評価は、昨年が37位、一昨年が42位と極めて低いものでした。この結果からも、私たちは、ブランド力アップに万策を講じねばなりません。

 幸い、NHKで放送中の『半分、青い。』は、「東美濃市」が舞台です。これに「東美濃ナンバー」を重ね合わせ、地域のブランド力と連帯感を築く絶好のチャンスです。

 どうか「東美濃ナンバー」にご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

平成30425

 

東美濃ナンバー実現協議会

 

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